こんにちは!

台東区議会議員の本目(ほんめ)さよです。

9月12日に臨時で行われた、保健福祉委員会の内容についてお伝えしたいと思います。

主なテーマは、インフルエンザワクチンと、オミクロン株対応のコロナワクチン、
それから新型コロナウィルスの状況についてなどです。

●インフルエンザワクチンについて

・高齢者は無料に

もともと、自己負担額が2,500円必要だった高齢者に対するインフルエンザワクチンが、
今年は無料になります。

高齢者インフルエンザワクチン

・子どもに対する助成も継続

台東区は従来から、区独自で子どものインフルエンザ予防接種費用の助成(1回2,300円)を行っていますが、こちらもそのまま継続します。

ちなみに、数年前に、インフルエンザワクチンの数が足りず、予約ができないような状況があったと思います。

しかし、今年は過去最大の供給量を用意しているそうなので、大丈夫そうです。

台東区内のクリニックで予防接種を受けていただくと、2,300円が助成(減額)されるので、
窓口ではその残りの費用を払えばいいということになります。

「何故、台東区内のクリニックでないといけないのか」と質問されたことがあります。

他のワクチンや予防接種は、隣の区や他の23区でも受けられるのに、
インフルエンザのワクチン、おたふくのワクチンは、
どうして台東区内のクリニックでないと無理なんですかと聞かれたんです。

これは、台東区が独自で助成をしているからというのが理由です。
例えば、去年ぐらいまで、少なくとも子どものインフルエンザのワクチンの助成は、
お隣の文京区ではやっていないんです。
独自でやると、どうしても他の23区との連携や、お隣の区との連携のようなことが難しくなってきてしまいます。
台東区が頑張っているからこその状況です、
ということで、申し訳ないのですが、ご理解いただけたらと思います。
そのため、かかりつけ医についてはぜひ、
区内にもかかりつけ医を持っておくことをおすすめします!

小児インフルエンザワクチン(一部助成しています)

・インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの同時接種が可能に!

今回の大事なポイントです!

インフルエンザワクチンとコロナワクチンの同時接種が可能になります。
インフル以外の他のワクチンについては同時接種はダメなんですが、
インフルのみ、同時接種が可能になりました。

そのため、高齢者の方など、インフルもコロナも、
どちらもワクチンを受ける方については、
かかりつけ医で両方を同時接種していただくのが一番いいのかなと思います。

●オミクロン株対応のコロナワクチンについて

・接種スケジュール

オミクロン株対応のコロナワクチンの接種が始まります!!

ワクチンメーカーは、ファイザー社とモデルナ社です。
対象者は、1回以上ワクチン接種済みの12歳以上の方です。

まず9月22日に、前回接種から5カ月以上経っている50歳以上の方へ、接種券が発送されます!
さらに9月30日には、同じ条件の49歳以下の方に発送される予定です!

接種券の色が今までと少し違っていて、ちょっと緑っぽくなるよう。

オミクロン株対応ワクチンの接種について

・妊婦さんのワクチン接種について

以前にこちらの記事でもご紹介したのですが、

妊婦は新型コロナワクチン接種、4回目できるの?するべきなの?

妊婦の方は、4回めのワクチン、受けられる対象だってご存知でしたか? 「医師の判断があれば」受けられる状態だったのです。 流れとしては、 1,かかりつけ医(妊婦健診…

妊婦さんでも、コロナにかかると重症化するリスクが高いなどの理由で、
かかりつけ医がワクチン接種をすすめる場合であれば、
ワクチンを受けることができます。

そのような妊婦の方で、オミクロン株のワクチン接種を受けたいというご希望があれば、
保健所に電話をしていただければ、接種券が送られてきて、受けることができます。

●新型コロナウィルスの感染状況について

9月12日時点で、コロナウィルスの第7波については、台東区内でも少し落ち着き始めているということです。

コロナの療養期間については9月7日から変更があり、10日間から7日間に短縮されています。
(ただコロナウィルスは、8日目でもまだウィルスが出ているらしいので、
ちょっとどうなのかなと個人的に思うところはあるんですけれども・・・)

7日間というのは、基本的に以下のどちらかです。

①発症日から7日間経過し、かつ症状軽快後24時間経過した場合

②無症状で検体採取日から7日間経過した場合(ただし健康観察は10日間行う)

①②が経過した翌日から、就業や登校が可能になるそうです!

療養期間算出シミュレーションサイトというものも、大阪府のサイトなどにあるようですね。

私の中では、インフルエンザと新型コロナワクチンの同時摂取が可能になった
というのが結構大きいなという風に思っています。
区内のかかりつけ医で、ワクチン接種をしてくれるところでの同時摂取がおすすめです。

お子さんに対しての接種については、
生後半年から5歳までくらいのお子さんに対しても、
国から、接種の準備をするように、というような連絡が
区に対して送られて来ているようなので、もうそろそろ始まるかなとは思います。

子どもについては重症化しない、みたいな話もありましたけど、
この第7波では、子どももかなり感染者数が増えています。
重症化している子どもも、亡くなっている子どももいるので、
やっぱり怖いなというところはありますよね。

かといって、保育園に預けないという選択肢はないので、
なかなか悩ましいところではあります。

子育て支援特別委員会についても、臨時で行ったので、

こちらもまた別途、お伝えをしていきたいと思います。