こんにちは、台東区議会議員の本目さよです。
今日は、ひとり親家庭の皆さまにとって朗報となる医療費の助成についてお伝えします。
🌟 ひとり親家庭等医療費助成の所得制限限度額引上げ 🌟
まず、「ひとり親家庭等医療費助成」について詳しく説明させてください。
■ ひとり親家庭等医療費助成とは?
この制度は、18歳になった最初の3月31日まで(身体に中度以上の障害がある場合は20歳未満)の児童を養育している父、母、または養育者とその児童が対象です。健康保険証を使って医療機関にかかった場合、保険診療に係る自己負担分の全部または一部を助成するんです。
「へぇ、そんな制度があったんだ!」
そうなんです。該当する方には、申請により「(親)医療証」が交付されます。
ただし、高校生等までの児童は、子ども医療費助成の医療証が優先されますよ。
でも、注意点があります。健康診断、予防接種、差額ベッド代、薬の容器代などは助成対象外なんです。
さて、この重要な制度に大きな変更があるんです。
■ なぜ今、この変更が?
皆さん、「児童扶養手当」という言葉を聞いたことがありますよね?
実は、ひとり親家庭等医療費助成の所得制限限度額は、この児童扶養手当と同じ基準を使っているんです。
「へぇ、そうだったんだ」
そうなんです。そして、うれしいことに、令和6年11月から児童扶養手当の所得制限限度額が引き上げられることになりました。これに合わせて、医療費助成の方も同じように引き上げることになったんです。
(医療費助成は区の単独の予算です~!)
■ 具体的な変更内容は?
ここからが本当に重要です。所得制限限度額がどのように変わるのか、具体的な数字を見てみましょう。
【父母又は養育者の場合】 ・扶養人数0人:200万円 → 216万円 ・扶養人数1人:238万円 → 254万円 ・扶養人数2人:276万円 → 292万円 ・3人目以降:1人につき38万円加算(変更なし)
「わぁ、結構な金額が上がっているね」
その通りです!例えば、お子さんが1人いらっしゃる方の場合、16万円も限度額が上がります。これは大きな変化ですよね。
【扶養義務者・配偶者の場合】 こちらは一律で244万円から282万円に引き上げられます。
■ この変更、いつから?
「早く適用してほしいな」という声が聞こえてきそうですね。
安心してください。この新しい基準は、令和7年1月から適用されます。つまり、来年の1月からです!
■ 新たに対象となる方は?
区の試算によると、この変更で新たに約50人の方が助成の対象となる見込みです。
■ 今後のスケジュールは?
・令和6年12月:新規対象者の申請受付開始 ・令和7年1月:改正条例施行規則の施行
「じゃあ、該当しそうな人は12月から動き出せばいいんだね」
その通りです!早めに準備を始めることをおすすめします。
■ 最後に
最後になりましたが、この制度について詳しく知りたい方、または申請方法などについてご質問がある方は、ぜひ台東区の子育て・若者支援課にお問い合わせください。一緒に、より良い台東区を作っていきましょう!
そして、もしかしたら「私も対象かも?」と思った方、ぜひ一度確認してみてくださいね。この制度が、一人でも多くの方の支えになることを願っています。
台東区のひとり親家庭の皆さま、頑張っていらっしゃる姿に心から敬意を表します。これからも、皆さまの声に耳を傾け、よりよい支援を届けられるよう努めてまいります。一緒に、希望に満ちた未来を築いていきましょう!