
こんにちは! 台東区議会議員 本目(ほんめ)さよです。
インスタライブ『区政オープンブック』の内容をブログでもお届けします。
耳で聞きたい方はこちら!
今回は「小1の壁」をテーマに、私自身が今まさに直面している小学校入学に関する課題や気づきについてお話しました。普段は5分間のライブですが、今回は10分間に拡大してお届けしました。
「当事者性」の大切さ
今回のテーマを選んだ理由は、「当事者性」の大切さを実感しているからです。議員活動において、「当事者でなければ代弁できないのか」というテーマはよく議論になります。
私の考えは、必ずしも当事者である必要はないということです。
なぜなら、一人の人がすべての人の人生を体験することはできないからです。大切なのは、そのテーマについて:
- どれだけ真剣に向き合えるか
- どれだけ改善したいと思っているか
- どれだけ意識を持っているか
ただし、当事者である時点では「エネルギーの高さ」という意味で大きな意味があります。子どもが入学したことで、「入学準備こんなに大変なの!」というテンパり具合が、改善へのエネルギーにつながるのです笑
議員の「当事者性」について
全ての課題を自分が体験できるわけではありませんが、当事者として感じる「これは何とかしたい!」というエネルギーは政策立案の原動力になります。
小1の壁① - 子どもクラブ(学童)の課題
我が家の子どもも4月から「こどもクラブ」(学童保育)に入りました。そこで発見した課題をいくつか共有します。
タブレット持ち込み禁止の問題
驚いたことに、子どもクラブではタブレットの持ち込み・使用が禁止されていました。子どもクラブには勉強の時間(15分〜30分)があるのですが、学校から一人一台配布されているギガスクール端末を使うことができません。
AIで進捗管理もできるドリル学習などができるはずなのに、使えないのは非常に残念です。私としては、タブレットは「文具」だと考えています。「鉛筆を使ってはいけません」と言われるようなものです。
疑問: これは我が家の子どもクラブだけなのでしょうか?ぜひ皆さんの子どもクラブの状況も教えてください。
スママチアプリの機能制限
台東区の小中学校では「スママチ」という欠席連絡などができるアプリが浸透してきています。子どもクラブでもこのアプリを導入しているのですが、驚くことに欠席連絡ができないのです!
これも改善の余地があると感じています。
もしよかったらissuesというサイトで、ご意見募集していますので、
お話聞かせてくださいね!
小1の壁② - 入学時の課題
持ち物・準備の多さ
入学式の時点で持ち帰る荷物がすでに多く、非常に小さい文字で名前を書く必要があります。
また、学校によっては算数セットなども配布されます。
今日(入学翌日)は午前授業で、午後はこどもクラブです。子どもが持っていくものは:
- ランドセル(防災頭巾などでパンパン)
- 体操着(斜め掛けバッグ)
- 子どもクラブ用のリュック
- お弁当
- 水筒
- 着替え用の私服(標準服がある学校のため)
- 帽子
朝の時点で荷物の重さを体重計で測っておけばよかったと思うほどの重さです。小学1年生には大きな負担です。
書類記入の多さ
入学時には書類記入が非常に多いです:
- 健康手帳(たいとうくんのパンダバージョンが表紙)
- 母子手帳から移す情報が多数(これからやらないと!)
- 結核診断用紙
- 健康関連書類
- 緊急連絡先(複数回、同じ情報を記入・・・なぜ?)
同じ情報を何度も記入する必要があり、「デジタル化できないのか」「コピーではだめなのか」「マイナンバーカードに登録した情報から必要なものを自動取得できないのか」と疑問に思います。
書類の電子化について
同じ情報を繰り返し手書きするのではなく、一度提出した情報を有効活用できる仕組みづくりが求められています。
ママインターンとの情報共有
私は台東区議会議員として活動していますが、事務所には「ママインターン」として同じく小学校入学の子どもを持つママさんたちがいます。彼女たちと課題を共有しながら、「これは改善できるのではないか」という視点で話し合っています。
私が一人で「おかしい」「大変だ!」と思っているわけではないということも確認できてありがたい限りです。
まとめ - 改善につなげるために
今回のライブでは半分愚痴のようになってしまいましたが、これらの課題を改善につなげていきたいと思います。小学校1年生の保護者として直面している課題を、区議会議員としての視点で改善できるよう取り組んでいきます。
皆さんも「こんなことが大変」「うちの学校ではこうなっている」などの情報があれば、ぜひシェアしてください。公式LINEや
でお待ちしています。
次回のライブ予定
週に数回、インスタライブ「区政オープンブック」を配信していきます。
ライブに参加できなくても、このようにブログでまとめますので、後から見ていただくことも可能です。