こんにちは!
台東区議会議員 本目(ほんめ)さよです。


子育て真っ最中の皆さん、放課後の子供の居場所に悩んだことはありませんか?
台東区には、たくさんの放課後対策事業があります。
ご家庭の状況に合わせて利用できる多様な選択肢があるのをご存知でしたか?


本記事では、台東区の放課後対策事業の利用状況と特徴を詳しくご紹介します。


こどもクラブとは? 
こどもクラブは、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学生に対し、
適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業です。

台東区内には令和6年4月現在、28か所のクラブがあり、合計1,531名の児童が登録しています。
定員に対し待機児童が121名いるため、非常に人気が高い事業と言えます。
(ただ、昨年に比べて57名減少しました。こどもクラブを増やしたので少しずつ減っています)


人気の理由は、安全で手頃な料金設定にあります。
区内在住の児童は月額3,000円(非課税世帯は1,500円)で利用できます。
指導スタッフがいるので、安心して子どもを預けられるのが魅力的です。

ただし、定員に限りがあり、希望するクラブに入れない場合があります。
一年生については基本的に入れますが、エリアや学校によっては2年生以上で入れないケースがでてきています。


放課後こども教室とは? 

続いて、放課後子供教室について説明しますね。

これは「遊び」を中心に学校の余裕教室等を利用し、
地域の方々の参加を得て、子どもたちに勉強やスポーツ・文化活動等の体験機会を提供する事業です。

令和6年4月時点で15校で開催されており、合計3,121名の児童が登録しています。
低学年が多く、地域交流を楽しむ児童が多数利用しているようです。

放課後こども教室の特徴は、安全面と費用面での手厚さにあります。
指導スタッフが複数名配置されており、参加費は無料です。習い事代わりに利用する保護者も多いはずです。

一方で、学校単位での開催のため、居住地域によっては利用できないという面もあります。

このように台東区内には、子どもの居場所としていくつかの選択肢があります。
この他にも、児童館でランドセル来館という事業があったり
一時的なサポートだと 小学校3年生まではベビーシッター
他にも地域の方が預かってくれるファミリーサポートなどがあります。

本目からは、
朝の預かりや、子どもの居場所の課題について質問・課題の提起をしました。

朝の時間について、保育園では遅くとも7時半から預かりがあり、
早いところでは7時からの預かりがあります。一方、放課後の預かりはこどもクラブが担当しています。
そこで、朝の時間帯の課題について、区はどのように認識しているか?

実際に、朝の預かりを必要とする保護者がいながら、その需要が満たされていない可能性があります。

学校によっては働き方改革の影響で、朝の開門時間が遅くなるケースがあります。
ある学校では、従来の登校時間が8時から8時15分だったのが、8時15分から8時25分に変更になるとの連絡がありました。
朝の時間の子どもの居場所の課題について今後、きちんと対応を考えてほしいと要望しました。



議員からは、私が去年質問した内容の追っかけ的なものがあったりしました!↓


Q待機児童対策を進めているとは思うが3年生以降が0名のこどもクラブもある。保護者同士、ここは三年生は入れないと噂で聞くと申込みさえしなかったり、塾と民間学童を併用するなどもしていると聞いている。そのような現状をどう把握しているのか?対策はどうしているのか?

A申請しても入れないだろうということで申請をしない保護者についてデータとしては把握しているが推測はできる。対策としてはこどもクラブや放課後子ども教室や児童館をつかっていただけるように対策を進めている。

朝の時間で困っているよ!という方、改善を働きかけていきたいので
ぜひ状況などについて教えて下さい。



台東区議会議員 本目(ほんめ)さよ