台東区議会議員の本目さよです。
先日、区内の喫煙環境をテーマに住民の皆様との意見交換会を開催しました。
元喫煙者から子育て世代まで、様々な立場の方々から率直なご意見をいただき、
改めて課題の複雑さを実感した会となりました。
浮き彫りになった「区境問題」
「文京区と台東区の境、根津あたりで顕著な問題が起きているんです」
参加者の一人がこう切り出しました。
文京区は路上喫煙が全面禁止なのに対し、台東区側では規制が緩いため、
喫煙者が台東区側に流れ込んでくる現象が起きているとのこと。
これは「スピルオーバー効果」と呼ばれる問題で、ある地域の規制が周辺地域に影響を及ぼす典型的な例です。
喫煙所を巡る新たな課題
池之端にある喫煙所の話題は、特に印象的でした。
「夜間は喫煙所が閉まってしまい、半屋外スペースでの喫煙になるんです。周辺が常に臭い状態になってしまって...」
この発言から、24時間利用可能な完全密閉型の喫煙所の必要性が浮かび上がってきました。しかし、ここで新たな課題が。
「防犯上の問題がありますよね。密室になってしまうので...」
元喫煙者から見た禁煙支援の重要性
興味深かったのは、元喫煙者の方々の意見です。
「休暇中など、ストレスが少ない時期に自然とタバコから離れられました」
「仕事のストレスや、喫煙所でのコミュニケーションが喫煙の理由でした」
これらの声は、単なる規制強化だけでなく、ストレス解消手段の提供や、
職場環境の改善など、総合的なアプローチの必要性を示唆しています。
台東区が抱える3つのジレンマ観光客対応
外国人観光客も多い台東区では、喫煙ルールの周知や過料徴収に言語の壁があります。
税収との兼ね合い:タバコ税は区の一般会計予算の約3%(30億円)を占めており、単純な禁煙推進だけでは解決できない経済的側面があります。
喫煙所設置の難しさ:「子どもの教育に悪影響」「臭いが気になる」など、喫煙所設置に対する住民からの反対意見も根強くあります。
今後の方向性
今回の意見交換会を通じて、以下の方向性が見えてきました:
24時間利用可能な密閉型喫煙所の設置検討
民間施設との連携強化(設置費用の補助制度の活用)
禁煙支援策の拡充
新型タバコへの対応検討
「迷惑施設だからと反対するだけでなく、喫煙者の逃げ場を確保してから対策を進めるべき」という参加者の言葉が印象に残りました。
今後も、喫煙者と非喫煙者双方の立場に配慮しながら、
より良い解決策を模索していきたいと思います。皆様のご意見、ご提案をお待ちしています。
#台東区 #喫煙対策 #公共政策 #区政報告 #意見交換会
【追記】
今回、お試しでこういった会を開催してみましたが
(周知をこちらのブログではしませんでした・・・!すみません)
もし今後こういった意見交換会に参加してみたいよ!って方がいたら
公式LINE
からご連絡くださいね!
台東区議会議員 本目(ほんめ)さよ