こんにちは。台東区議会議員の本目さよです。
最近、「近所で民泊っぽい施設ができた」
「夜遅くまでうるさい」
「ゴミ出しのルールが守られていない」という声をいただくことがあります。
でも、「これってどこに相談すればいいの?」「そもそも民泊なの?旅館なの?」と、最初に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今日は、民泊や旅館業の施設が原因かもしれない近隣トラブルについて、実際にできる調べ方と相談先の流れをご紹介します。
【ステップ1 まず調べる】
台東区では、住宅宿泊事業(いわゆる民泊)の届出情報を毎週金曜日に更新しています。
ここで施設の住所や管理者の連絡先などを確認できます。
住宅宿泊事業の届出情報一覧
https://www.city.taito.lg.jp/kenchiku/jutaku/eisei/jutakulaw/minpaku20180615.html
また、民泊ではなく旅館業法による許可を受けた施設(簡易宿所やホテルなど)の場合もあります。
旅館業施設一覧(2025年3月31日現在)
https://www.city.taito.lg.jp/kenchiku/jutaku/eisei/kankyoeisei/shisetuitiran.html
【ステップ2 連絡先がわかれば相談】
届出一覧や旅館業一覧に連絡先が記載されていれば、まずはその施設の管理者に連絡してみましょう。
「ゴミ出しルールが守られていない」「夜中の騒音が気になる」など、具体的に伝えることで改善されるケースもあります。
【ステップ3 連絡先がない、対応されない場合】
情報が見つからない、連絡がつかない、改善されないという場合は、台東保健所の生活衛生課(民泊担当)へ相談することができます。
保健所の相談ページ(住宅宿泊事業)
https://www.city.taito.lg.jp/kenchiku/jutaku/eisei/jutakulaw/minpaku20180615.html
違法営業や無届の可能性がある施設については、行政が指導・対応できる仕組みもあります。
【おわりに】
民泊や旅館業の施設も、多くはルールを守って運営されています。
でも、地域の暮らしに影響が出てしまうような場合には、適切な手順で相談や確認ができるようにしておきたいですね。
この情報が、少しでも安心や行動のヒントになればうれしいです。
本目さよ(台東区議会議員)