こんにちは!

いいニュースですっ(たぶん!)

台東区議会議員 本目さよ(ほんめさよ)です。

報道でも、見かけたのですが、

台東区も

・高校生まで

・医療費を

・所得制限なしで

無償化します。

子ども医療費助成制度の高校生等への拡大について

これ、いいことだとは思っています。

さらに、やるとしたら所得制限なしの方がいいと思っていたので、それも歓迎です。

ただ、モヤるのです・・・・

なぜかというと、

こういう制度って、地方自治(地域のことは地域で決める!)の観点からも、

台東区が決めることだと思っていて(事実台東区の負担のお金があります)

なのに、これは東京都がいきなりやるよ!と言ってやりだしたのです。

しかも、東京都は、

・所得制限あり

・自己負担あり(会計のときにいくらか払うということですね)

で制度設計をしていて、

(少しでも税負担を減らすためでしょうか?

基本的に子育て政策に関して、所得制限つけるべきではないと思っている派です。

だからといって、国がやった政策のフォローまで区でするべきか?は別問題なのですが)

23区では、ほとんどが中学生まで自己負担無しでやっていたこともあって、

東京都と合意できなかったみたいなのです。

特に23区の区部の友人の議員とは、

本当に地方自治を何だと思っているんだ!東京都め!!!という話になっているところです。

どうせ子育て政策やるならば、台東区としての優先順位だってあるし、

かかる税負担を考えながら比較して決めたかったという気持ちがあって、モヤモヤしています。

とはいえ、子ども以外のところにお金が使われるのではなくて、

子どものことにお金が使われること、

23区で区負担だとしても所得制限なしでやるという決断については

納得できるものですので、もちろんこれから議会で審議するときに反対するものではないのですが、

こんな背景もあるんだよというのは伝えておきたかったのです。

ちなみに、一時期まで、子どもの医療費無償化、自体に国がいい顔をしておらず、

ペナルティ的なこともあったのです(台東区をはじめとする無償化している自治体に)。

なので、台東区のことは台東区だけでは決められず、

国や東京都とも連携をしていかなくてはいけないですね。

(わたしも個人的な繋がりですが、都議や国会議員とちゃんとやりとりできるように引き続き

コミュニケーションをとっていきます!)