令和6年度から、不登校問題への取り組みとして、本区ではスクールソーシャルワーカーの配置を大幅に拡充することになりました。不登校の児童・生徒への早期支援を強化し、学校を取り巻く様々な課題に迅速に対応することを目的としています。

 

不登校問題への対策

全国的にも増加傾向にある不登校の児童・生徒への早期段階での支援は、困難な課題の未然防止や早期発見・対応が必要であると考えられています。そのため、教育のみならず社会福祉の視点からも支援を行うスクールソーシャルワーカーの増員が急務とされています。

事業内容の概要

  1. スクールソーシャルワーカーの増員

    現在4名の体制を7名に拡充し、区立中学校7校にそれぞれ1名を配置します。これにより、全区立小中学校26校に週1回3時間以上の訪問体制が整います。

  2. 活動内容

    スクールソーシャルワーカーは、学校現場での授業観察や教職員との面談を行うほか、児童・生徒や保護者との直接的な関わりを持ち、必要な支援を行います。

  3. 個別支援と学校園支援

    学校や巡回訪問を通じて把握したケースに対する個別支援の提供、学校園でのケース対応の助言や支援策の提案、支援体制の構築を行います。

  4. 他機関との連携

    関係諸機関とのネットワーク構築、連携推進、調整を図ります。

予算と事業開始

  • 予算額: 老入31,608千円、歳出36,718千円
  • 事業開始: 令和6年4月1日より

この取り組みにより、不登校の児童・生徒への対応力が大きく向上し、

学校を取り巻く様々な課題への早期対応が可能になると期待されています。

 

 

校長先生と保護者が希望したらSSW(スクールソーシャルワーカー)に来てもらえます。
ぜひ気になる方は先生に相談してみてくださいね。