台東区議会議員 本目(ほんめ)さよです。
2023年2月の区民文教委員会で報告されたことをお伝えしますね!
近年の就学前人口の減少や長時間保育へのニーズの高まりなどの社会的背景の変化は、区立幼稚園の園児数にも大きな影響を及ぼしています。これにより、園の小規模化や集団教育の質の低下など、新たな課題が浮き彫りになっています。これらの課題への対応策を検討するため、区立幼稚園の今後について検討していく必要があります。
背景と課題
区立幼稚園は、人口減少や保育ニーズの変化により園児数が減少傾向にあります。
これにより生じる小規模化は、園での集団教育の質に悪影響を及ぼし、園児たちの学びの場としての環境を損なう可能性があります。
この状況に対応し、園児数の確保と教育の質の維持・向上が喫緊の課題となっています。
検討の目的
区立幼稚園が今後も子供たちを取り巻く環境の変化や保護者の多様なニーズに適切に対応できるよう、
現状の課題を明確にし、その解決策を検討することが目的です。
これには、区立幼稚園が果たすべき役割の再定義や、新たな教育ニーズへの対応策の模索が含まれます。
検討体制
この重要な検討作業を進めるため、教育委員会事務局次長を会長とする検討委員会が設置されました。
この委員会は、区立幼稚園代表園長や教育委員会の管理職など、多岐にわたる分野の専門家で構成されています。
令和6年1月の設置以降、現在までに2回の会議が開催され、引き続き深い議論が行われているそうです。
今後の予定
令和6年2月末:学識経験者への意見聴取〆切
令和6年3月:第3回検討委員会の開催
令和6年4月:区民文教委員会への報告、パブリックコメントの実施、区議会定例会への報告
区立幼稚園にも、一定の役割があると考えています。
引き続き、経過を追っていきます!
台東区議会議員 本目(ほんめ)さよ