こんにちは!
台東区議会議員 本目(ほんめ)さよです。
2024年6月の議会、子育て・若者支援特別委員会では
保育園の待機児童数などについて報告がありました。
【保育事情の現状】
・区内保育所等の総定員は4,441人で前年比150人減
・園児数は3,796人で前年比78人減、入所率は85.5%
・待機児童はゼロ人でしたが、課題は残る
保育ニーズに対応すべく、区では認可保育所や認定こども園の整備を重ねてきました。
しかし単年度で見ると、園児数は横ばい状態が続いています。
入所率を類型別に見ると、区立認可保育所が87.0%と最も高く、事業所内保育所は定員を超える117.4%にのぼります。
一方で小規模保育所は低水準です。
【待機児童ゼロへの私からの提案】
待機児童ゼロは良しとするべきではありません。
待機児童ゼロということは、保育施設に空きがあるということ。
空きがあると、私立の園は経営が成り立たなくなります。
そこで区に求めるのが、以下の2点です。
1.4月時点の空き定員を埋めるための補助金継続
0〜1歳児の空き定員については、9月まで補助金を出し続ける制度がありましたが、
それを3月末まで延長すべきと提案。
年度途中で埋まれば、その時点で補助金は不要になります。
しかしそうでない場合、民間保育園の経営を圧迫し、休園や撤退に追い込まれかねません。
現状は3月になると0~1歳は定員まで達しているとのこと。
安心して台東区で保育園に通わせるためには、保育園が撤退しないことが重要です。
2.フリーランスや経営者の利用しやすさ改善
保育ニーズの立場に立って、現行制度を検証する必要があります。
一例としてフリーランスや経営者は、制度としての育休が存在せず、産休明けすぐ保育所入所を希望するケースもありますが、
入所が難しい状況にあります。
特に三月入所がないため、珍しいケースではありますが、12月生まれの場合は
産休明けの保育は申込みができません。
入れないわけではありませんが、
優先順位が低いため、はじめから諦めて企業主導型に申し込みをしたというケースも。
制度としての育児休業がないために、保育園入所も不利になることは避けるべきです。
お困りのことなどあったら、ぜひ
https://sayohomme.com/inquiry/
まで、ご連絡ください。
私一人では経験できることに限りがあります。
あなたが経験して、おかしいな?と思ったこと、教えて下さい!
一緒に、台東区の子育て環境をよくしていっていただけると嬉しいです。
保活の基礎セミナー動画視聴はこちらから
また、より一緒に台東区をよくしたい!と思った方は
ママインターンを募集しています。
くわしくはこちら
https://sayohomme.com/2024/06/14/43039/
台東区議会議員 本目(ほんめ)さよ