「AYA世代のがん患者支援、台東区でも実現を!制度の谷間世代を救う在宅療養費助成」
こんにちは!台東区議会議員の本目(ほんめ)さよです。
今年度の区の予算を審議しまして、本目からも多くの質問・提言をしましたので順にご報告します。
報告をしそびれてこんな時期になってしまいました・・・!
ジンジャー:「にゃんこんにちは!本目さん、今日はどんな報告があるにゃ?」
本目さよ:「今日はAYA世代のがん在宅療養費について話すわよ。とても重要な問題なのよ。」
ジンジャー:「AYA世代って聞いたことあるにゃ。でも詳しくは分からないにゃ。」
本目さよ:「AYA世代というのは、15歳から39歳までの思春期(Adolescent)と若年成人(Young Adult)のことを指すのよ。この世代のがん患者さんたちが直面している問題について、今回は特に焦点を当てていくわ。」
ジンジャー:「そんな若い人たちもがんになるにゃ?」
本目さよ:「残念ながら、そうなのよ。国立がん研究センターと国立成育医療研究センターの報告によると、2016~17年の2年間で約5万7千人ものAYA世代の患者さんががんと診断されているのよ。特に25歳を過ぎると患者数が飛躍的に増えて、30代の発症が約75%を占めるわ。」
ジンジャー:「にゃんと!そんなに多いなんて知らなかったにゃ。」
本目さよ:「そうなのよ。特に気をつけなければならないのは、女性の子宮頸がんや乳がんが増えることね。20〜30代のがん患者さんの約8割が女性なのよ。」
ジンジャー:「女性が多いにゃ。でも、みんな大変そうだにゃ。」
本目さよ:「そうなのよ。AYA世代は就職や結婚といった人生の大切な時期と重なるから、治療との両立がとても大変なの。そこで問題になってくるのが、在宅療養の費用よ。」
ジンジャー:「在宅療養?家で治療するってことにゃ?」
本目さよ:「そうよ。多くの患者さんは住み慣れた環境で家族と過ごしたいと思うわ。でも、40歳未満の方は介護保険制度を利用できないの。特に18〜39歳は医療費の公的助成も対象外で、制度の「谷間」世代になっているのよ。」
ジンジャー:「それは大変だにゃ。支援はないのかにゃ?」
本目さよ:「そこで注目したいのが、在宅療養費の助成よ。東京都の予算にはあると聞いているわ。40歳未満の末期がん患者さんを対象に、在宅療養に必要な福祉用具や訪問介護の利用料を助成する自治体が増えているの。」
ジンジャー:「それはいい取り組みだにゃ!台東区でもやっているのかにゃ?」
本目さよ:「残念ながら、台東区ではまだ実施されていないのよ。だから私は、『せっかく東京都の予算があるのに、台東区ではやらないのか?』と質問したの。」
ジンジャー:「本目さんの考えはどうにゃ?」
本目さよ:「私は、台東区でもこの助成制度を実施すべきだと考えているわ。AYA世代のがん患者さんとその家族の負担を少しでも軽減し、質の高い在宅療養を支援することが大切だと思うの。」
ジンジャー:「本目さんの言う通りだにゃ。みんなが安心して療養できる環境が必要だにゃ。」
本目さよ:「そうよ。この問題は本当に重要で、早急に対応が必要だと感じているわ。区からの回答を待っている段階だけど、前向きな結果を期待しているの。」
ジンジャー:「応援しているにゃ!台東区のAYA世代のがん患者さんのために、頑張ってにゃ!」
本目さよ:「ありがとう、ジンジャー。今後も、みなさんからのお声を反映・要望を続けていくわ。AYA世代のがん患者さんとそのご家族が、少しでも安心して療養できる環境づくりに尽力していくつもりよ。」
ジンジャー:「本目さんの活動、これからも応援しているにゃ!」
本目さよ:「ありがとう。これからも区民の皆さんの健康と幸せのために頑張るわ。もし、なにかお困りのことや意見がありましたら、いつでもご連絡くださいね!」
台東区議会議員 本目(ほんめ)さよ