「小さな声が、確かな変化をつくる」
今日、ママインターンの参加者の方々と話していて、面白い発見がありました。
乳幼児健診の場所変更についての質問がきっかけで、数年前の思い出話に。
当時、こんな声をいただいたんです。
「浅草保健所管轄なんですが、台東保健所の方がバス一本で行けるんです。変更できないでしょうか?」(逆だったかもしれません💦)
調べてみると、書類が紙管理だったため、住所地域の保健所でしか受診できない仕組みでした。
行政の改善って、曇った眼鏡を拭くみたいなものかもしれません。
一回サッと拭いただけじゃ見えづらい部分は残りますが、一つひとつ丁寧に対応していくと、いつの間にかクリアな視界が広がっていく。
この保健所の受診場所選択も、そんな「拭き取り」の一つ。
システム化を提案させていただき、今では台東保健所・浅草保健所、どちらでも受診できるようになりました。
区政への「気づき」は、実はいろんな場所から届きます。
問い合わせフォームからのご連絡、子育て世代との何気ない会話...。
時には具体的な要望として、時にはふとした会話の中から、大切な視点を教えていただいています。
どんな小さな声も、誰かの「困った」の代弁なのかもしれません。
これからも皆さんの声に耳を傾けながら、一つずつ、でも着実に、より良い台東区を目指していきたいと思います。