「完璧な答えはないけれど、だからこそ話すことが必要」。

そんな想いを胸に、台東区議会議員の本目さよが主宰する「ママインターン」のオンラインランチ会が開催されました。今回のテーマは「子育てとキャリア」。

参加者たちの率直な想いと気づきをお届けします。

 
つながりが生まれる、オンラインの居場所


ママインターンは、子育て中の母親たちが議員の活動を通じて社会参加する機会を提供する取り組みです。

その中で、参加者たちが自主的に企画するのが「ランチ会」。

「こんなこと、みんなに聞いてみたい!」という想いから始まったこの取り組みは、

オンラインだからこそ気軽に参加できる交流の場となっています。

 

「理想の働き方」に正解はない


「子育てと仕事の両立って、本当は無理なんじゃないか」。

ある参加者から投げかけられたこの言葉をきっかけに、会は本音トークへと展開していきました。

研究職として働く参加者からは「子育てしながらでも研究を続けろという風潮の中で、制度は整っていても、個人の意見として『もう2人なら十分』といわれることがある」という悩みが。

一方で、フリーランスとして活動する参加者からは「仕事は選べる分、来年の仕事があるか分からない不安もある」という声も。

 

「ゆとり」が家族を支える


印象的だったのは、専業主婦として過ごす時期を選んだ参加者の言葉です。

「家族の誰かが心や体調を崩した時、受け止められる余裕があることは大切」。

子どもが学校を休みたいと言った時に、「充電が必要なんだな」と受け止め、ゆっくり休ませてあげられる。

そんな柔軟さも、家族の健康を支える重要な要素なのかもしれません。

 

新しい「キャリア」の形

 
「キャリアは仕事だけを指すわけではない」。この言葉に、多くの参加者が深くうなずきました。

PTAや地域活動など、会社員時代には経験できなかった活動を通じて、新しい価値観に出会えることも。

むしろ、そうした経験が子どもに「親が社会と関わっている姿」を見せるきっかけになるという気づきも共有されました。



「なるようになる」という希望


ランチ会で印象的だったのは、参加者それぞれが自分なりの答えを模索しながらも、

決して一つの正解を押し付けないという姿勢です。「プランドハップンスタンス」という言葉が話題に上がりました。

キャリアは偶然に左右されるもので、その偶然をポジティブに受け入れていく—そんな柔軟な考え方に、

参加者たちは共感を示していました。


 募集案内:


現在、ママインターンでは新規メンバーを募集中です(二次締切:1月31日)。
詳しい情報は本目さよのブログ(https://sayohomme.com/2024/12/12/43408/)をご覧ください。

子育てしながら地域に関わる第一歩を踏み出してみませんか?皆さまのご応募をお待ちしています。

 

台東区議会議員 本目(ほんめ)さよ