こんにちは!
台東区議会議員 本目(ほんめ)さよです。
インスタライブ『区政オープンブック』の内容をブログでもお届けします。
耳で聞きたい方はこちら!
今回のテーマは、登下校の見守りシステム「ついたもん」。
「うちの子、ちゃんと学校に着いたかな…?」そんな不安を少しでも軽くしてくれる仕組みについて、導入の背景や運用方法、他区の事例も交えてお話ししました。
■「ついたもん」ってなに?
「ついたもん」は、ICタグをランドセルに取り付け、登下校時に校門を通ると保護者に通知が届く仕組みです。
台東区立の小学校すべてで導入されており、費用は区が負担。保護者は無料で利用できます。
https://tsuitamon.jp
※運営はNPO法人ツイタもん
※紛失・再発行には2,000円(税別)の負担が必要です
■導入の背景
以前は「安心電書場」という仕組みをPTA単位で導入していましたが、広告収入での継続が困難となり、業者から「有料化」の通達が。
そこで台東区が費用を負担し、全校で公費導入することに。
■どれくらいお金がかかっているの?
令和5年度(2023年度)の決算では、登下校通知システムの業務委託料として
約454万円が支出されています。
■実際に使ってみた感想
私の息子も小学1年生。
登校した時間、下校した時間がスマホに通知されるので、とても安心できます。
放課後は学校内の「子どもクラブ」にも行っているので、動きがざっくりでも把握できるのは助かります。
■品川区の「まもるっち」もすごい!
参考までに、品川区の防犯見守りシステム「まもるっち」の情報はこちら↓
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/bosai/bosai-bohan/hpg000000978.html
子どもが危険を感じた時にストラップを引くと警報音が鳴り、区のセンターと通話できる仕組み。
ただ、導入には億単位の予算が必要なため、台東区ですぐに導入するのは現実的ではありません。
■まとめ
・「ついたもん」で登下校の通知が届く!
・費用は台東区が負担。保護者の利用料は無料
・もともとはPTAの取組だったが、区事業に移行
・安心感は、子育て家庭にとって大きな価値