先日、中野区にある東京コミュニティスクール(TCS)を訪問させていただき、堀江由香里理事長とお話する機会をいただきました。校舎内も見学させていただき、子どもたちが生き生きと学べる環境づくりについて、たくさんの気づきがありました!


■都の支援を受けて活動中!
うれしいことに、TCSは東京都のフリースクール支援事業の対象となっています。都は不登校のお子さんたちの居場所づくりを応援するため、フリースクールなどの民間施設への補助金制度を設けているんです。

詳しくはこちらをチェック!
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/06/14/14.html

■学校との連携について
堀江理事長とのお話で特に印象的だったのは、公立学校との連携についてです。

現状では:
・区や学校によって対応がさまざま
・校長先生の判断で決まることが多い
・子どもにとって何がベストかを一緒に考えていく姿勢が大切

■TCSならではの魅力的な取り組み!
TCSでは、子どもたち一人ひとりの「学びたい!」という気持ちを大切にしています:

・「子どもの学び相談室」で保護者の相談にも丁寧に対応
・「これがやりたい!」という子どもの興味を大切にした学び方
・アットホームな雰囲気の中での少人数制指導

■見学
がまくんんとカエルくんを小学校1年生が読んでいました!
(教科書ではなくて本をつかって勉強するみたい)

■TCSの探究テーマ「Life themes」 

TCSでは、6つの探究領域を設定し、子どもたちの学びを支えているそうです。

・Being ourselves (自主自律) 「私たちはどのように自分らしく生き続けるのか?」 
・Adapting ourselves to space and time (時空因縁) 「私たちは環境と時代の変化にどのように適応していくのか?」 
・Expressing ourselves (意思表現) 「私たちはどうしたら気持ちや考えをわかり合えるのか?」 
・Finding mechanisms around us (万象究理) 「森羅万象の性質・法則から私たちは何を学びとるのか?」
・Organizing our community (社会寄与) 「豊かな社会生活を実現するために私たちは何ができるのか?」 
・Sharing our planet (共存共生) 「私たちはいかにして葛藤を乗り越えて共に幸せになるのか?」

これらのテーマを通じて、子どもたちは単なる知識の習得だけでなく、より深い学びと気づきを得ているそうです。

一年生からかっちりとしたカリキュラムがあるそうで、
途中からは入学は難易度が高いそう。



■これからの課題
もちろん課題もあります:
・学費の負担が大きい(年間約150万円)
・経済状況によって選択できない家庭もある
・学校とフリースクールの連携の仕方をもっと整備する必要がある

■最後に
「学校」以外にも、子どもたちの学びの場所がたくさんあっていい。
そんな社会を実現するために、議員としてできることを一つずつ形にしていきたいと思います。


みなさんのご意見やアイデアもぜひお聞かせください!

 

台東区でもフリースクールに行っているよ!とか
学校になかなか行けなくて困っているんだよねとか
そういった方向けに
無料で相談できるこんなところがあるそうです。よかったら↓

〜子どもの学び相談室〜ラーニング・リエゾンセンター(LLC) – 東京コミュニティスクール

TCSは東京都中野区にある全日制マイクロ・スクール(3歳〜12歳対象)です

台東区で不登校のお子さんがいる保護者向けのオンラインコミュニティを始動してみました。
ご参加希望の方は、お子さんの状況などとともに
https://sayohomme.com/inquiry/
からご連絡ください。


11月17日にイベントもあるそうです。

シンポジウム「学びの多様化と私たちの選択〜子どもの学びに寄り添うために大人ができること〜」(ラーニング・リエゾンセンター開設記念) | Peatix

【〜子どもの学び相談室〜ラーニング・リエゾンセンター 】開設記念シンポジウム 「学びの多様化と私たちの選択〜子どもの学びに寄り添うために大人ができること〜」 &amp…




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