こんにちは!

台東区議会議員 本目(ほんめ)さよです。

先日、「町会入ってお祭り体験してみた」に参加してくださった皆さんの声を、
今日はブログでお伝えしたいと思います。

若い世代や新しく台東区に引っ越してきた方々にとって、町会への参加はハードルが高いと言われています。
しかし、実際に飛び込んでみると、思わぬ発見があるようです。

今回のシェア会では、特に印象的だったのが「知り合いの存在」の重要性です。
ある参加者は「お祭りには町会に入っていなくても参加できるのですが、より深く楽しむには知り合いがいないと難しいんです」と語ってくれました。確かに、山車に乗ってみないか、太鼓を叩いてみないかなど、そういった声かけは知り合いがいないとなかなかありません。

また、マンション住まいの方からは、建物全体が町会に未加入だったため、個別で加入したという話も聞きました。
「町会費は祭りの半纏貸し出しの際に1年分現金で納めるんです」とのこと。



課題としては、情報発信の方法が挙げられました。「インスタグラムで情報発信している町会もあるんです。そういった取り組みはとても良いと思います」という意見がありました。
LINEでつながるなど、気軽に町会と接点を持てる仕組みづくりが必要かもしれません。

印象的だったのは、ある参加者の「町会とは何なのかよくわかっていません。多分子どもが小学生になってからいろいろ関わりが増えるのかな?」という言葉です。
町会の役割や意義を、もっと分かりやすく伝えていく必要があると感じました。

一方で、「地域で育てる」という言葉の意味を実感している声もありました。
「中学生ぐらいになっても『クソガキ』みたいな感じで言われるんです。でも、それは愛のある『クソガキ』なんですよね」という言葉に、地域の絆の深さを感じました。

今回のシェア会を通じて、町会活動には伝統と革新のバランスが求められていると強く感じました。
地域の絆を深めつつ、新しい住民も受け入れる。そんな柔軟な姿勢が、これからの町会には必要不可欠だと思います。



最後に、ある参加者の「知り合いがもっと増えたら町会イベントも祭りも楽しめそうだな」という言葉が印象に残っています。
町会は、新しい出会いや発見の場でもあるのです。

皆さんも、ぜひ一度、お住まいの地域の町会活動に参加してみてはいかがでしょうか?
きっと、新たな絆が生まれるはずです。
 

 

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