「誰もがやりたいことができる社会にしたい」
私がずっと、抱き続けてきた想いです。

心理学を専攻していた大学時代、卒業論文で調査したところ
男性はほぼ100%の人が「男に生まれてきてよかった」と思うのに対して、
女性はその半分しか「女に生まれてよかった」と思わないという結果がでました。

その理由を尋ねたところ「出産」がキーワードにあがりました。
「こどもを産むのって痛い」
「出産したら仕事を辞めなくちゃいけないでしょ」
そんなネガティブな言葉がでてきたのです。

その後、就職して人事職として働いているとき、育児休業を取得した女性社員から
「保育園に入れなくて仕事に戻れません」という連絡が入りました。
やっぱり、出産で仕事ができなくなる社会なのか?という悔しさとともに
「子どもを産んだから」「女だから」「男だから」という理由で、やりたいことができない社会はおかしい。


誰も変えてくれないなら私がやる!と人生を決断したのは12年前。
さまざまなことを提案し、変えられたこともたくさんありました。
壁に跳ね返されたことはその何倍もありました。
それでも、台東区議会で最年少かつ、唯一の未就学児を育てる女性議員として、提案したことは重要なことだと思っていますし、
1期目に提案したことが2期目で実現したり、さらに3期目で大きく前に進めることができたり、今までの台東区政を大きく変える1石になれたと信じています。


自分で実際に出産を経験もして、妊娠前にくらべて物理的に議員活動に直接使える時間が減ったことに焦りを覚えたりもしました。しかし、
区の事業の具体的な細かな改善点の提案など
実際の経験に即した提案も数多くすることができるようにもなりました。また、当事者であがゆえの「変えたい!」というエネルギーの強さも実感しました。

新型コロナウィルスでの臨時休園で、在宅保育をしながらの仕事のできなさへの絶望感。辛さ。会合などが減り、かわいい盛りに一緒にいられる時間が増えたことは嬉しい反面、たびたび休園になる保育園生活は決してかわいいだけ、楽なものではありませんでした。

子育てを辛いと思う人をなくしたい。果てしないですが、私の野望です。

現役子育て世代の代表として、全力で議員としての責任を
果たしていくことを約束します。