こんにちは!台東区議会議員 本目(ほんめ)さよです。
保育園の申し込みや各種手当の手続きなどで、課税証明書や戸籍の書類を求められることがありますよね。そのたびに平日の昼間、区役所の窓口に並ぶのは大変です。
10月1日の区民文教委員会で、コンビニで取れる証明書が増えるという報告がありました。

令和9年1月13日から、税と戸籍の証明書もコンビニで
いまコンビニや区役所1階の証明書交付機で取れるのは、住民票の写しと印鑑登録証明書の2種類です。令和9年1月13日からは、税証明書(納税証明書・課税証明書)と戸籍証明書(戸籍全部事項証明書・戸籍個人事項証明書・戸籍の附票の写し)が加わります。利用にはマイナンバーカードが必要です。
ふだんの手数料も窓口より安く、税証明書は窓口300円がコンビニでは150円、戸籍証明書は窓口450円がコンビニでは300円です。
税証明書は朝6時30分から夜11時まで取れます。子どもを寝かしつけたあとに、コンビニで用意できるのは助かります。一方、戸籍証明書は平日の朝9時から夕方5時までで、土日は取れません。ここは覚えておいてください。
1年間限定で、手数料が80円に
令和9年1月から12月までは、台東区発足80周年記念として、コンビニ交付の手数料が80円になります。対象は今回加わる税・戸籍の証明書に、住民票の写しと印鑑登録証明書を加えた全部です。戸籍全部事項証明書なら、窓口では450円のところが80円です。
じつは令和8年の1月から5月にも、住民票の写しと印鑑登録証明書のコンビニ交付が10円になる期間がありました。手数料を下げてコンビニ交付を使ってもらい、窓口の混雑を減らすねらいです。
混んでいるレジの横に、セルフレジを置くようなものですね。セルフレジを使う人が増えれば、窓口でじっくり相談したい人の待ち時間も短くなります。
委員会では、こんな議論もありました
この報告には、委員から質問や意見がいくつも出ました。
まず、令和8年1月から5月に住民票の写しと印鑑登録証明書を10円にした効果です
。前の年の同じ時期と比べると、コンビニ交付は18,911件増え、窓口は10,488件減りました。令和7年は窓口のほうが多かったのに、令和8年はコンビニ交付が窓口を上回りました。
10円の期間が終わったあとも、その状態が続いているそうです。一度使って便利さを知ると、次も使いたくなる。値下げは、そのきっかけになっていました。
次に、戸籍証明書が平日の朝9時から夕方5時までしか取れない理由です。
区の説明では、税証明書と戸籍証明書ではシステムを担当する事業者が違い、戸籍のほうは事業者の体制が平日の日中に限られているためです。
夜間や休日に出された届け出が反映される前の証明書が、コンビニで取られるのを防ぐという面もあるそうです。
これに対して複数の委員から、「仕事をしている人は夜や休日のほうが使いやすい」「せめて夜8時、9時までは」という声が出ました。区は「できるだけ長く設定するのが望ましい」として、時間を延ばせるかどうか検討すると答えています。
わたしは委員長として委員会を進めていたので発言はしていませんが、平日の日中だけでも、やらないよりずっといいと思っています。完璧になるまで待つのではなく、小さく始めて改善していくことが大事です。
お金の話も出ました。区の計算では、コンビニ交付は手数料150円で、かかる経費とほぼ同じになるそうです。つまり10円や80円のときは、その差額を区が負担しています。
そのかわり窓口の業務は減ります。区は窓口の対応を1件あたり15分と計算していて、戸籍住民サービス課では令和9年度の1年間で1,900時間分の業務が減ると見込んでいます。
業務が減った分、人しかできない業務をしてほしいなと思っています!
DXは「使ってもらう」までがセット
わたしはICTやDXを政策の柱のひとつにしてきました。手続きのデジタル化は、しくみを作るだけでは暮らしは変わりません。使ってもらえて、はじめて楽になります。期間限定の値下げは、使ってみるきっかけとしてわかりやすい取り組みだと思います。
ただ、戸籍証明書は平日の日中しか取れないので、働いている保護者のみなさんには使いにくさが残ります。が、わざわざ台東区役所にいかなくてもいいというのは大きな前進です!!
区からの周知は12月から、広報たいとう、区のホームページ、SNSなどで行われる予定です。
ご意見やご相談は、お問い合わせフォームからお寄せください。
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