https://www.city.taito.lg.jp/kenkohukusi/shogai/keikaku/kitauenonichoume.html

 

台東区議会の子育て支援特別委員会で、愛知県春日井市に視察へ行ってきました。

見てきたのは屋内のあそび場「ぐりんぐりん」。「暑い日も寒い日も、雨の日でも遊べる場所がほしい」という市民の声から生まれた施設だそうです。改修予定だったグリーンパレス春日井のなかに整備されていました。あそび場の広さは1,070平米。実際に立つと、思っていた以上に広いです。

屋内で体を動かせる遊び場「ぐりんぐりん」

中は4つのエリアに分かれていました。乳児向けのベビーエリア、幼児向けのロールプレイエリア、小学生と幼児向けのアクティブエリア、小学生向けのチャレンジエリア。

見た感想としては、室内遊び場にしては小学生向けのコーナーがものすごく楽しそうでした。ただお話を聞くと、来るのは小学校3、4年生くらいまでとのこと。まあそうなのかな、とも思います。

うちの小2の息子はめちゃくちゃ喜びそうですし、3歳の下の子もお兄ちゃんと一緒にやりたがるだろうなと想像しました。これくらいの広さやレベル感の遊び場がうちの近くにもあればいいな、と思いながら見ていました。

 

 同期の公明党の松尾さんと!

近隣の子は自分で遊びに来られる状態だそうで、アクティブエリアはあまり細かく止めない方針だと聞きました。子どもが自分で来て、のびのび遊べる。そこがいいなと思いました。

気になった利用料金の話

料金の改定は気になりました。物価高や人件費の高騰を理由に、令和9年1月から料金を見直すそうです。いまは年少児から小学生が1回100円、0歳から年少児未満と保護者は無料。それが改定後は0歳から小学生まで無料になり、かわりに保護者から料金をとる形になります。市内在住の保護者が200円、市外在住は400円です。

市外の人が多く来ることもあって、市内の家庭を少しお得にする狙いだと聞きました。子どもを無料にして保護者から少しいただく、という考え方はひとつのやり方だなと思います。誰のための施設なのか、料金設計にそのまちの考えが出るなと感じました。

 

台東区での北上野も料金設定は考える必要がありますね!

数字で見る「ぐりんぐりん」

利用実績も見せてもらいました。令和6年度の年間利用者は保護者もふくめて14万7千人ほど。当初の整備費は遊具や備品などで約1億6,900万円、年間の指定管理料は令和8年度で約4,000万円です。決して安くはありませんが、これだけの人が使う場所だと考えると、投資の意味は見えてきます。

 

非常に暑い中、外の公園にも遊具がありましたが、遊んでいる子どもはいませんでした。暑さが厳しくなってきた中で子どもが体を動かして遊べる場所はとても大事だよね・・と思いながら見ていました。

春日井市の「子どもの権利条例」

もうひとつ心に残ったのが、今年4月に施行された「春日井市子どもの権利条例」です。すべての子どもが幸せに育つための条例で、安心して自分らしく生きる権利や、参加する権利などが4つの柱として書かれていました。

いいなと思ったのは、大人の役割がはっきり書かれていたことです。子どもが権利の主体であることを認識し、寄り添い、対話することを大人に求めています。当たり前のようでいて、条例の言葉になっているのは大きいと思いました。


帰ってきてから、北上野の施設の基本設計[概要版]も見直しました。

こちらは屋内のあそび場だけの施設ではなく、障害のある人への支援、子どもの発達支援、子育て支援、若者支援などをひとつの建物に集めた複合施設です。そのなかに、屋内のあそび場と「インクルーシブひろば」が入る予定になっています。障害のある子もない子も、同じ場所で一緒に遊べる。そこを軸にしているのが、北上野の特徴です。

図面を見ると、1階の半分弱くらいが屋内のあそび場とひろばに充てられているようでした。

北上野の施設づくりに、今回見てきたことを活かせるよう提案なども引き続きしていきます。

 

 

 

台東区議会議員 本目(ほんめ)さよ