今年3月の予算特別委員会で取り上げた産後ケアについて、2026/09/16の子育て・若者支援特別委員会で続報を確認できましたので、お伝えします。

区内でとりこえ助産院が集団型の産後ケアを休止し、1歳まで日帰りで通えていた場所がなくなってしまいました。産後の不安や孤立は、生後4か月を過ぎたら急になくなるわけではありません。1歳まで対応してくれる施設があったからこそ通えていた、という声もいただいていました。中央区など近隣には、医療機関ではない民間の産後ケア施設で1歳まで対応しているところもあります。
そこでわたしは3月の委員会で、医療機関に限らず民間施設との連携も含めて、1歳まで対応できる産後ケア体制をつくり直すべきだと質問しました。区からは「幅広く様々な手法を検討していく」という答弁があり、そこから半年、状況を追いかけてきました。
今日の委員会で確認したところ、宿泊型の産後ケアが2施設増えることが分かりました。1つは東京慈恵会医科大学、もう1つは日本橋浜町にある「YUARITO STAY」という、医療機関ではない民間施設です。近くに日帰り型の「YUARITO DAY」も持っていて、宿泊型と日帰り型をまとめて契約したとのことでした。契約は9月1日付、サービスが始まるのは今月中を目途に調整中だそうです。
実は「YUARITO STAY」さんには、わたし自身、以前視察でお邪魔したことがあります。(そのときの様子はInstagramに載せています)
区のホームページには産後ケア(宿泊型)の施設地図が掲載されていますが、今のところ「YUARITO STAY」さんはまだ反映されていません。サービス開始にあわせて更新されると思うので、そちらもあわせて確認していきます。
民間施設との契約は今回が初めてで、ここは評価したいところです。
ただ、資料で確認した令和7年度実績にある日帰り型の46人・利用率2.8%という数字は、もととりこえ助産院1施設だけで担っていたものです。それが休止したことで、日帰り型の産後ケアは一度ゼロになっていました。今回「YUARITO DAY」が契約に加わったことで、ようやく選択肢が戻ってくる形です。一方で訪問型は10.1%から15.8%まで伸びていて、こちらは着実に定着してきているように見えます。
産後ケアの選択肢が増えるというのは、家の近くに行きつけの場所が増えるようなものだと思います。すぐ使わなくても、いざというときに頼れる場所が近くにある、というだけで心の余裕が変わってきます。
新しい施設が実際どれくらい使われているか、次の機会にまた確認するつもりです。産後ケアを利用してみたい、または利用してみて困ったことがある、という方は、ぜひこちらから教えてください。
台東区議会議員 本目(ほんめ)さよ


