放課後子供教室で働く人の数をうそついた団体に台東区が厳重注意

こんにちは！

台東区議会議員　本目（ほんめ）さよです。

根岸小学校放課後子供教室で発覚した問題についてご報告します。
放課後子供教室とは、こどもたちが学校が終わった後に安全に過ごせる場所です。
根岸小学校の放課後子供教室は、台東区が「ワーカーズコープ」という事業団に委託しています。

しかし、このワーカーズコープが、放課後子供教室で働くスタッフの数を偽って報告していたことが判明しました。
本来はもっと多くのスタッフを配置する必要があるのに、少ないスタッフで運営していたと記載していました。
これは、お子様の安全を脅かすだけでなく、不正な行為です。

この問題は、他の区でも発生していたようです。新宿区で発生したあとに、ワーカーズコープ自身が
自らの責任を調査する「第三者調査委員会」を設置することにしました。
その調査結果が台東区に報告されて発覚しました。

台東区は、この問題を防止するために、区職員が放課後子供教室を頻繁に巡回するようにします。

ワーカーズコープにも、適切なスタッフ配置を行うよう指導し、その実施状況を確認しています。
また、こどもクラブ・放課後子供教室を運営する他の事業者に対しても、偽りの報告がないことを確認しました。

台東区教育委員会は、この問題でご迷惑やご心配をおかけした皆様に深くお詫び申し上げます。
今後は、より厳しく放課後子供教室を管理していくとのこと。

（※本目注：他区では、学童＝こどもクラブの話でこの話題が出ていたのですが、
台東区ではあくまで、放課後子ども教室で、
そもそも放課後子ども教室では、国の規定の人数などはありません。
区として放課後子ども教室には何人手配してね、という要件があって、
それよりも少なかったのを過大に報告していた、という事例のようです）

詳細はこちらです。